心臓治療は、まず検査を行い、心臓の状態を正しく把握することから始まります。
その検査結果から、状態に合わせた薬を投与します。薬には、血液の循環状態をよくする働きがあります。薬は、症状によって種類と数が変わります。
投薬治療はいわゆる対症療法で、現在の生活の質を維持することに重きを置いています。「これ以上病気を悪化させない」ことが大切です。3~4カ月に1回は定期的な検査を行いましょう。
なお、僧帽弁閉鎖不全症など、重症化した心臓疾患には根本治療が必要となります。その場合は、専門病院にて手術を行うことになります。