去勢・避妊手術

去勢・避妊手術の注意事項

手術
去勢・避妊手術には、麻酔をして行うというリスクがあります。健康な動物であればリスクは少ないといえますが、麻酔薬に対するアレルギーなど、リスクはゼロではありません。また、高齢になるほど体への負担が大きくなります。
メスの場合、発情中の手術は出血が多いので避けましょう。
  • 去勢・避妊手術の前日は絶食、当日は絶飲絶食する必要があります。
  • 去勢手術の施術時間は30分で、午前に来院していただき、夕方には帰宅できます。
  • 避妊手術の施術時間は1時間ですが、1日入院していただく必要があります。

長所と短所

長所
去勢・避妊手術を行うと、メスは発情期のストレスがなくなり、散歩していてもオスが寄り付かなくなります。オスも欲情してメスに近づくことがなくなり、マーキング行為も少なくなります。
メスの場合は子宮や卵巣の病気の予防になります。オスの場合は前立腺や精巣、肛門周辺の腫瘍などの病気の予防になります。また5歳以上になるとかかりやすいホルモン性の高齢疾患に対しても予防効果があります。
さらに性的なストレスがなくなることから、寿命が延びるともいわれます。
オスは去勢すると、男性ホルモン(テストステロン)の量が大幅に減少することで、性格がおとなしくなる傾向があります。また去勢・避妊手術を行うと、オス、メスとも、子どもの頃の容姿と性格が残るので、家庭で飼いやすくなるともいわれています。
短所
去勢・避妊手術を行うと、肥満になりやすい傾向があります。食欲・睡眠欲・性欲の三大欲求の一つがなくなるために残りの欲望が増大することと、活動量が減ることで運動量が落ちることが原因といわれています。飼い主様は手術後の適切な運動と体重管理を心掛けましょう。

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